長崎大学医学部 2014年度 受験情報|入試問題の傾向と対策

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2015年度 長崎大学入試問題の傾向と対策

受験データ

▶ 一般入試 前期
科目
試験時間(二次)
二次
センター
難易度(二次)
形式
英語
100分
200点
100点
やや難
記述・選択
数学
120分
250点
100点
標準
記述
国語
100点
物理
2科目160分
250点
100点
標準
記述・選択
化学
標準
記述
生物
標準
記述
地公
50点
面接
60点
小論文
合計
760点
450点

 

▶ 面接
非公表

 

▶ 合格最低点 前期 非公表
2012年度
2011年度
2010年度

 

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傾向と対策~科目別~

 

英語

▶ 普段から構文を意識して音読を。

 

読解3題、文法・語法1題、自由英作1題で構成される。

 

長文読解

和訳問題は少ないが、構文を正確に把握しているかどうかが問われる。andの並列関係や、関係詞を含む主語の把握などが好んで出題されている。

内容説明問題でも同様に、構文が複雑になっている箇所が聞かれる傾向が強い。

英問英答問題も出題されているが本文の表現を参考にして答えるとよい。

英文のレベルとしてはほぼセンター試験と同レベルで、読みやすい文章が多い。

 

文法・語彙問題

例年、3つの文章の空所に共通の単語を入れる問題が出題されている。品詞に注意しながら慎重に考える必要がある。多義語の知識や、文法単元の慣用表現などが好んで出題されている。

 

自由英作文

まずは文法的なミスを無くすことを意識する。150語程度で出題されているので、やや長い文章を書かなくてはならないが、あらかじめ論理構成(譲歩→主張→具体例→主張)を組み立てる「型」になる文章を用意しておくとよい。

 

 

 

数学

▶ 図形の証明問題に注意。

 

標準的な問題が出題される。難問は含まれないが、計算量が多いため、迅速な計算直が要求される。微分・積分が主に出題されているが、基礎が完成していれば比較的容易である。ベクトルも頻繁に出題されているため、三角形の5心の求め方。証明法などは頭に入れておこう。

 

物理

▶ 基礎的な問題であるが、正しい理解を。

 

難問は出題されず、基礎的な問題が多い。ほとんどが記述式であるが、説明問題や論述問題も出題されている。論述力は一朝一夕で身に付くものではないため、日頃から文章を書く練習を繰り返しておく。物理現象の根本を正しく理解することを心がけたい。

 

 

化学

▶ 実験関連の知識を整理する

 

ほとんどが標準的な問題であるが、やや難しい問題も含まれる。理論分野では化学平衡の問題を中心に出題されている。実験に関する論述問題も出題されるため、参考書を使って理解を深めておきたい。

無機分野では実験と関連のある化合物の性質、製造方法がよく出題されている。

有機分野は基礎的な問題が多いが、化合物の性質がよく問われているため、各化合物の性質を明確に把握しておく必要がある。化学Ⅱの範囲である天然高分子や生命化学からも毎年出題されている。

 

 

生物

▶ 論述対策をしっかりと

 

例年大問6題の出題となっており、動物の反応、遺伝情報、タンパク質と生物体の分野が頻出であるが、全分野から幅広く出題されている。

基本的な生物の知識を問う問題がほとんどであるが100字~200字前後の論述問題が毎年出題されている。

参考書で知識を深めておくとともに、生物用語の意味と使い方を整理しておかなくてはならない。

出題意図を正しく理解し、適切な用語を使って解答することが重要である。

 

 

面接

前期        個人面接 1対3 5分

・小学生のときの夢と今の夢は違うか

・原発について賛成か、反対か

・孤独死についてどういう対策があるか

・日本の医療と海外の医療を比較したとき、良い点、悪い点

・将来大震災が起こると言われているが、日本はこれからどうするべきか

・消費税増税について思うこと

・今後日本にもスティーブ・ジョブズ氏のような人は現れるか

・座右の銘

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